活動のようす

宮城県現地視察・慰霊祭(H24年度)

平成24年12月17日から19日までの間、宮城県内にて東日本大震災被災地の現地視察を行った。

17日には東松島市の野蒜海岸にて慰霊祭を斎行し、奥松島にある民宿いすずにて震災時のお話や震災後のお話を女将さんから伺った。

震災時には民宿と道路を繋ぐ橋が壊れて物資が全く入って来ず、わかめと牡蠣だけで食べ繋いだこと、民宿の布団は全て避難者用に体育館に供出したことなどをお話戴いた。また、震災後にはいつ地震や津波が襲ってくるかと思うと怖くて眠ることができず、睡眠薬を飲んで今も寝ているということであった。「大事な孫から息子から大黒柱から皆流されてしまった、神や仏は無いと思った」という女将さんの言葉に、神主でありながら、どう言葉を返せば良いのか、言葉が見つからない自分が居た。

18日には多賀城市内に鎮座する柏木神社に赴き、宮司の本郷敦子様からお話を伺い、神社周辺や海辺などの津波跡を案内して戴いた。お話の中で特に心に残っているのは、「家や施設などの箱物は建てればよいが、人の心は今もなかなか立ち直ることができない」という言葉であった。

多賀城市内を視察後には、名取市の閖上地区に赴き、日和山に建つ富主姫神社、閖上湊神社に参拝した。日和山からみる閖上地区の景色は、以前そこに家が建ち並んでいた場所であることが信じがたく、津波で流されなかった家の基礎の部分だけが寂しく残っており、涙なくしては見ることができない景色であった。

19日には大崎八幡宮、宮城県護国神社、愛宕神社に参拝し、宮城県をあとにし、帰路へとついた。

3日間の視察を終えて、宮城県内のテレビでは必ず毎日震災関連のニュースを報道しているのになぜ全国放送では毎日報道しないのか疑問に感じた。また、今回お話を伺った方々のお話を、氏子崇敬者に伝えていかなければならないと強く感じた。

最後にある写真のように、日の光が被災地に当たり、まだまだ進んでいない復興を推し進め、人々の心の闇が少しでも晴れるよう、祈りを捧げていきたいと強く思った次第である。

001.JPG 002.JPG 003.JPG がれきの山 野蒜海岸にて慰霊祭 006.JPG 007.JPG 008.JPG 009.JPG 010.JPG 011.JPG 012.JPG 013.JPG 014.JPG 015.JPG 016.JPG 017.JPG 018.JPG 柏木神社にて参拝 柏木神社にて本郷宮司様よりお話を伺う 柏木神社 柏木神社の鳥居 爪痕が今も残る港 本郷宮司様にお話を伺う 025.JPG 瓦礫の山 閖上地区 日和山 震災以前の閖上地区のパネル 日和山に建つ富主姫神社・閖上湊神社 日和山から見た閖上地区 031.JPG 032.JPG 033.JPG 034.JPG 閖上さいかい市場 復興を信じて
 
 
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